電気をそんなに使ってないのにブレーカーが落ちる?原因と解決策を解説
2025年6月30日
電気を節約しているつもりなのに、突然ブレーカーが落ちてしまう。
そんな経験はありませんか?
不便なだけでなく、何が原因なのか分からず不安になりますよね。
今回は、ブレーカーが落ちる原因と解決策を分かりやすくご紹介します。
安心して電気を使えるよう、一緒に確認していきましょう。
電気をそんなに使ってないのにブレーカーが落ちる原因
電気の使いすぎによるブレーカー落ち
エアコン、電子レンジ、ドライヤーなど、消費電力の大きい電化製品を同時に使うと、落ちる可能性が高くなります。
例えば、冬の寒い朝にエアコンと電気ケトル、電子レンジを同時に使用したり、夕食の準備中に電子レンジとオーブン、炊飯器を同時に使うと、契約アンペアを超えてしまう可能性があります。
契約アンペア数は電力会社との契約によって決まります。
契約アンペアを超えないよう、電化製品の使用状況を把握することが大切です。
スマートメーターが設置されている場合は、ブレーカーが落ちた後、10秒後に自動復旧する機能がある場合もあります。
漏電によるブレーカー落ち
漏電とは、電気が本来の経路を外れて流れ出てしまう現象です。
配線の老朽化や損傷、水濡れなどが原因で発生し、感電や火災の危険性があります。
漏電ブレーカーは、この漏電を検知して電気を遮断する役割を果たします。
漏電しやすい場所は、屋外にあるエアコンの室外機や門灯、キッチンなどです。
特に、雨水がかかりやすい場所や、湿気の多い場所では注意が必要です。
マグネット式のコードを持つ電気ポットなどは、コードが水に濡れた金属に触れると漏電を起こす可能性があります。
漏電が疑われる場合は、専門業者に点検・修理を依頼することが重要です。
その他のブレーカー落ちの原因
ブレーカーの種類には、アンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーがあります。
安全ブレーカーは、各部屋や場所ごとに設置され、特定の回路の電流が大きすぎると落ちます。
これは、その回路で同時に多くの電化製品を使用したり、電化製品の故障によるショートが発生した場合に起こります。
安全ブレーカーが落ちた場合は、その回路につながる電化製品の使用状況を確認し、必要に応じて修理や交換を検討しましょう。
また、ブレーカー自体が老朽化して誤作動を起こしている可能性もあります。
長年使用している場合は、交換を検討しましょう。
ブレーカーが落ちた時の対処法と専門家への相談
ブレーカーの種類と役割
・アンペアブレーカー
住宅全体への電力供給を管理し、契約アンペアを超える電力の使用を検知すると落ちます。
・漏電ブレーカー
漏電を検知すると住宅全体の電力を遮断します。
・安全ブレーカー
各回路の電流を管理し、過電流やショートを検知するとその回路の電力を遮断します。
ブレーカーが落ちた時の対処法
ブレーカーの種類によって対処法が異なります。
アンペアブレーカーの場合は、使用中の電化製品を減らし、ブレーカーを上げて復旧させます。
漏電ブレーカーの場合は、すぐに専門業者に連絡して点検・修理を依頼しましょう。
安全ブレーカーの場合は、該当する回路の電化製品の電源を切り、ブレーカーを上げて復旧させます。
ただし、焦げ臭いなどの異常がある場合は、その電化製品の使用を避け、専門業者に相談しましょう。
専門家への相談を検討すべきケース
・ブレーカーが頻繁に落ちる場合
・漏電が疑われる場合
・ブレーカーの復旧方法が分からない場合
・ブレーカー自体が故障している可能性がある場合
これらの場合は、電気工事士などの専門家に相談しましょう。
安全確保のためにも、自己判断での修理は避けてください。
専門業者に相談することで、原因を特定し、適切な対策をとることができ、安全に電気を利用できるようになります。
まとめ
ブレーカーが落ちる原因は、様々です。
まずは、契約アンペア数を確認し、同時に使用する電化製品の数を減らす工夫をしてみましょう。
漏電が疑われる場合は、専門業者への相談が不可欠です。
ブレーカーの種類と役割を理解し、適切な対処をすることで、安全で快適な生活を送ることができます。
そして、安全のためにも、専門家のアドバイスを積極的に活用することが重要です。
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