
こんにちは。ステップリフォームの現場担当、土橋 昭です。
いざ自宅の改修工事をしようと思ったとき、リフォーム中どこにいるべきか、すごく悩みますよね。
工事の規模によっては家の中にいても大丈夫なのか、それとも一時的に引っ越した方がいいのか、なかなか判断が難しいところだと思います。
特にお客様からよくご相談いただくのが、リフォーム中お風呂どうするか、リフォーム中トイレどうするかといった、毎日の生活に直結する水回りの疑問です。
また、共働きで日中は家を空けるご家庭も多いため、リフォーム中の過ごし方や、留守にする場合の戸締まり、職人への立ち会いの頻度について不安を感じる方もたくさんいらっしゃいます。
毎日生活している空間に職人が入り、見慣れない機材が置かれ、大きな音も出るわけですから、ストレスや不安を感じて当然です。
現場で様々なお客様の工事を見守ってきた経験から、皆さまのそんなご不安を少しでも和らげたいと思っています。
この記事では、工事の規模に合わせた生活拠点の選び方から、水回りが使えない期間の乗り切り方、不在時の防犯対策まで、現場目線のリアルな情報をお伝えしていきます。
リフォームを成功させるためのヒントになれば嬉しいです。
- リフォームの規模による仮住まいと在宅の判断基準
- お風呂やトイレが使えない期間の具体的な代替手段
- 留守中や不在時の防犯対策と職人とのコミュニケーション
- 仮住まいにかかる費用を抑えるポイント
リフォーム中はどこにいるべきかの基準
リフォーム工事が始まると、自宅の中で「普段通りに過ごせる空間」と「立ち入れない空間」が明確に分かれます。
工事の期間中、そのまま自宅に住み続けながらリフォームを行う「在宅施工」が良いのか、それとも別の場所に「仮住まい」を用意して一時的に退去するべきなのか。
このセクションでは、ご自宅のリフォーム内容に合わせた最適な居場所の決め方や、日常生活を乗り切るための具体的なアイデアについて、現場の視点から詳しく解説していきます。
工事規模で決まる仮住まいと在宅の判断
リフォーム中、ご自宅に留まることができるかどうかは、基本的に「工事の影響がどこまで及ぶのか」と「ライフライン(水道・電気・ガス)がどれくらい止まるのか」によって決まります。
例えば、家の構造体だけを残して間取りをガラッと変えるような大規模なリノベーションであれば、安全面からも仮住まいへの引っ越しが必須になります。
一方で、外壁塗装や屋根の修理が中心であれば、基本的には住みながら工事を進められるケースが多いです。
ただし、窓まわりの養生、電源の使用、室内側からの確認、足場設置中の防犯対策などが必要になる場合もあるため、着工前に生活上の制限を確認しておくと安心です。
施工エリアごとの目安
お客様がどの程度ならストレスなく過ごせるかという心理的な部分も大きいですが、一般的な判断基準として以下のような目安があります。

| 主な工事内容 | 標準的な工期目安 | 仮住まいの要否と判断基準 |
|---|---|---|
| フルリフォーム(スケルトン等) | 1ヶ月〜4ヶ月 | 必須:家全体が工事対象となり、生活の維持が完全に不可能なため。 |
| 居室(クロス・フローリング張替え等) | 1週間〜1ヶ月 | 原則不要:生活空間と工事エリアを養生で分離できれば在宅可能。 |
| 浴室・トイレ(水回り同時) | 2週間〜1ヶ月 | 強く推奨:複数のライフラインが長期間停止し、ストレスが大きいため。 |
| キッチン(システムキッチン交換等) | 3日〜3週間 | 一部推奨:自炊をしない割り切りができれば在宅可能だが、長期化する場合は仮住まいを推奨。 |
| 外壁・屋根(塗装・補修等) | 1週間〜4週間程度 | 原則不要:室内工事ではないため在宅できるケースが多い。ただし、足場設置中は2階以上の窓やベランダからの侵入リスクにも注意し、防犯対策を行う必要があるため。 |
| 外構(フェンス、カーポート設置等) | 1日〜2週間程度、大規模な外構工事では2週間〜3ヶ月程度 | 原則不要:敷地屋外の工事のため、室内の生活は続けられるケースが多い。ただし、駐車場や玄関まわりを工事する場合は、車の移動や出入りの動線を事前に確認しておく必要があるため。 |
土橋からのアドバイス
「住みながらリフォーム」は引越し費用もかからず楽に思えますが、毎日他人が家に出入りするストレスは想像以上かもしれません。
特に水回りの工事が重なる場合は、思い切ってウィークリーマンションなどを借りた方が、精神的にラクだったと振り返るお客様も多いです。
リフォーム中の安全で快適な過ごし方
仮住まいをせずに「住みながらリフォーム(在宅施工)」を選ぶ場合、一番のメリットは引越し費用や仮住まいの家賃を節約できることです。
ただ、日中は工事の騒音が響き、ホコリも舞う中で過ごすことになるので、快適さを保つためのちょっとしたコツが必要になります。
生活動線と工事エリアをしっかり分ける
工事期間中は、安全面から解体や組み立てを行っている作業スペースには絶対に立ち入らないようにお願いしています。足元に工具が置いてあったり、建材が倒れてきたりする危険があるからです。
ですが、工事をしていないリビングや2階の寝室などでは、普段通りに過ごしていただいて大丈夫です。ポイントは、職人との適度な距離感を保つことかと思います。
職人とのコミュニケーションの取り方
在宅でリフォームを進める際、職人から「壁の中を開けてみたらこんな状態だったので、ちょっと確認してもらえますか?」と突発的な相談をさせていただくことがあります。
現場としては、すぐにお客様に確認していただけると工事がスムーズに進むので非常に助かります。
もし日中、2階や奥の部屋でお仕事をされたり過ごされたりする場合は、朝の作業開始時に「今日は2階にいるので、用事があれば遠慮なく声をかけてください」と一言伝えておくだけで、お互いにすごく仕事がやりやすくなりますよ。
ちょっとした工夫
職人は作業中、お客様のプライベートな空間に足を踏み入れることに非常に気を使っています。
「ここまでは入ってOK」「ここはNG」という境界線を、着工前に現場監督や担当者としっかり決めておくのがトラブルを防ぐコツです。
台所が使えない期間の食事と洗い物対策
キッチンのリフォーム中は、既存のキッチンを解体して新しいものを設置するまでの間、当然ですがお料理も洗い物もできなくなります。
数日で終わる工事なら外食で済ますこともできますが、配管の移動や内装工事も絡んで工期が1週間、2週間と長引く場合は、毎日の食費がバカになりませんよね。
また、古いキッチンを解体した直後は、下水管のにおいが一時的に室内に上がってきたり、見えない粉塵が飛んだりすることもあります。
そのため、お食事をとる場所は、工事エリアからなるべく離れたお部屋にすることをおすすめしています。
キッチンリフォーム中の食事対策アイデア
台所が使えない期間を賢く乗り切るための方法をいくつかご紹介します。

| 対策のアイデア | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
| 外食やお弁当・宅配サービスを利用 | 調理や洗い物の手間が一切なく、ストレスゼロ。 | 工期が長引くと食費が大きく膨らんでしまう。 |
| 卓上IHヒーターや電子レンジの活用 | 温かい食事を作れ、食費を抑えつつ栄養バランスも保てる。 | 調理器具や食器の洗い物が発生し、洗面台等で洗う手間がかかる。 |
| 紙皿やラップ、使い捨て容器の利用 | お皿にラップを敷いて使えば、洗い物を極限まで減らせる。 | 使い捨てのゴミが大量に出るため、ゴミの保管場所が必要になる。 |
もし、洗面台やお風呂場で食器を洗う場合は、排水管が詰まらないように、キッチンペーパーで油汚れや食べ残しをしっかり拭き取ってから洗うのが鉄則です。
ちなみに冷蔵庫については、工事の進行に合わせてリビングなどに移動させつつ、基本的にはずっと電源を入れたまま使えるように手配しますので、中身をすべて処分する必要はありません。ご安心ください。
リフォーム中のお風呂の代替手段
水回りのリフォームの中でも、一番生活に大きな影響を与えるのが「お風呂」の工事です。
お風呂のリフォームが始まると、解体から新しい浴室は鋭利な金属片やコンクリートの粉が落ちていて、給水管もプラグで止められている状態なので、危なくて中に入ることはできません。
お風呂が使えない期間の目安
工事の内容によって、お風呂に入れない日数は変わってきます。より詳しい考え方は、当社コラムのお風呂リフォーム中の入浴対策でも解説していますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 工事の種類 | 入浴できない期間 | 工事の特徴とポイント |
|---|---|---|
| ユニットバスからユニットバスへ | 3日〜5日間 | 既存品を解体し、新しいパーツを組み立てるだけなので工期が短い。 |
| 在来工法(タイル)からユニットバスへ | 1週間〜10日間 | タイルの解体音が出る。コンクリートを乾かす養生期間が必要。 |
| 在来工法から新しい在来工法へ | 2週間〜1ヶ月 | 職人の手作業が多く、タイル張りなどこだわると時間がかかる。 |
| 浴槽の交換のみ | 1日〜2日間 | 工事は1日で終わるが、防水コーキングが乾くまで待つ必要がある。 |
工期に関する注意点
壁を壊してみたら中の木材が腐っていたり、シロアリの被害があったりすると、補修工事が追加されて工期が延びることがあります。
事前にしっかりとした現地調査を行うことが、予定通りにお風呂に入れるようにするための第一歩です。
お風呂に入れない期間の乗り切り方
自宅のお風呂が使えない間、お客様がよく利用されている代替手段をご紹介します。
- 近隣の銭湯やスーパー銭湯
一番ポピュラーな方法です。工事の騒音から離れて、大きなお風呂でリフレッシュできるのが魅力です。東京都内の一般公衆浴場の場合、2025年7月時点で入浴料金の統制額は大人550円、中人200円、小人100円とされています。地域や施設によって料金は異なるため、事前に営業時間や定休日とあわせて確認しておきましょう(出典:東京くらしWEB「公衆浴場入浴料金の統制額について」)。 - スポーツジムのシャワー
すでに会員になっている方であれば、リフォーム期間中の入浴代替として活用しやすい方法です。都度払いのビジター利用やシャワーのみの利用可否は施設によって異なるため、事前に利用条件を確認しておきましょう。 - ネットカフェ・漫画喫茶
仕事で夜遅く帰ってくる方におすすめです。24時間営業でシャワー設備がある店舗も多いですね。 - ドライシャンプーとボディシート
1〜2日の短期工事や、雨で外に出たくない日は、防災グッズとしても使える水不要のシャンプーや厚手のボディシートで凌ぐことも可能です。
ご親戚や友人のお宅でお風呂を借りるという選択肢もありますが、毎日のことになると相手に気を使わせてしまうため、お菓子などの手土産を持参したり、入浴後にさっと掃除をしておいたりと、細やかな気配りが大切になってきます。
トイレ工事中の排泄環境を確保する方法
お風呂に並んで、いや、それ以上に困るのが「トイレ」の工事期間です。トイレを外し、床のクッションフロアを張り替えている数時間から数日間の間は、自宅で用を足すことができなくなります。
便座の交換だけであれば1〜2時間で終わるので、職人が来る前にトイレを済ませておけば問題ありません。
しかし、内装も一緒に綺麗にする場合や、和式から洋式に変えるような大掛かりな工事の場合は、数日間の代替トイレ対策が必要になります。
トイレリフォームの工期と費用の目安
まずは、工事の内容ごとの工期と費用の目安(あくまで一般的な相場です)を見てみましょう。下記の費用は、便器本体・温水洗浄便座などの商品代を含むかどうかで大きく変わります。
特に温水洗浄便座への交換は、近くにコンセントがない場合、別途電源工事が必要になることがあります。
| 工事内容 | 工期の目安 | 費用相場の目安 |
|---|---|---|
| 便座の交換のみ(温水洗浄便座へ) | 1時間〜2時間程度 | 商品代+工事費で数万円〜10万円前後(※電源工事が必要な場合は別途) |
| 便器本体の交換のみ | 半日〜1日程度 | 商品代+工事費で10万円台〜30万円前後 |
| 便器交換 + 床・壁紙の内装一新 | 1日〜2日間程度 | 商品代+工事費で20万円台〜40万円前後 |
| 和式から洋式への変更 | 3日〜5日間程度 | 30万円〜50万円前後、床の解体や配管工事の内容によってはそれ以上 |
※上記は一般的な目安であり、実際の費用や工期はお住まいの状況によって変動します。正確な金額はお見積もり時にご確認ください。
代替トイレはどうする?
トイレが使えない期間の対策として、以下のような選択肢があります。
1. 近所のコンビニや公園、公共施設を利用する
一番費用がかからない方法です。ただ、夜中や早朝にトイレに行きたくなった時、わざわざ着替えて外に出るのはかなり面倒ですし、防犯上の不安もあります。
2. 仮設トイレやポータブルトイレを用意する
お庭や駐車場にスペースがあれば、工事現場で見かけるような仮設トイレをレンタルして設置できる場合があります。
ただし、仮設トイレは設置費、撤去費、くみ取り費、最低レンタル期間などがかかることが多く、短期工事では割高になる場合があります。
数日程度であれば、室内用のポータブルトイレや非常用トイレで対応できるケースもあるため、工期とご家族の状況に合わせて事前に相談しましょう。
トイレ工事の日は、古い便器を外すために家の水道の元栓を一時的に止める時間帯があります。
その間はキッチンや洗面所のお水も出なくなるので、事前に「何時から何時まで断水します」と現場の担当者から必ずアナウンスさせていただきます。
子どもやペットのストレスを軽減する工夫
リフォーム現場で特に気を配るのが、小さなお子様や、ご高齢のご家族、そして犬や猫などのペットたちのことです。
私たち職人は仕事柄、電動ドリルや丸ノコの大きな音、建材や接着剤のにおいなどに慣れていますが、普段静かな家の中で過ごしているご家族にとっては、これらはものすごいストレスになります。
特にペットは人間よりもはるかに耳が良く鼻も利くので、見知らぬ職人がドカドカと家に入ってくるだけでもパニックになってしまう子がいます。
騒音やにおいの出る日の避難計画
「今日は壁を壊すので一日中大きな音が出ます」「今日は塗装的工程なので少し溶剤的においがします」といったスケジュールは、前もって工程表でお渡しし、日々の作業終わりにも翌日の予定をお伝えします。
そうした特に負担の大きい日は、お子様やペットを連れて実家に遊びに行ったり、日中はショッピングモールなどにお出かけしていただいたりするのが一番安心かなと思います。
ペットの脱走トラブルに要注意
リフォーム中は、木材などの重い資材を運び込むために、玄関のドアや窓を開けっぱなしにしなければならない時間帯があります。
その隙に、大きな音に驚いた猫ちゃんやワンちゃんが外に飛び出してしまい、迷子になってしまう……というトラブルは、実はリフォーム業界では少なくありません。
ペットは必ず、工事エリアから一番遠くて職人が絶対に入らない部屋(2階の奥の部屋など)に隔離して、ドアに「ペットがいます!開けないで!」と張り紙をしておくくらい的対策が必要です。
どうしても安全が確保できない場合は、工事期間中だけペットホテルに預けることもご検討ください。
リフォーム中にどこにいるか迷った際の対策
ここまでは、在宅しながらリフォームをする場合的過ごし方を中心にお話ししてきました。
ここからは、共働きで日中は留守にしてしまう場合や、工事の規模が大きくてどうしても仮住まいが必要になった場合など、判断に迷ったときの具体的な対策や費用を抑える裏ワザについて、現場目線で踏み込んで解説していきます。
留守や不在時の立ち会いと防犯対策
最近は共働きのご家庭が増えているので、「日中は誰も家にいないけれど、リフォームはできるの?」というご相談をよくいただきます。
結論から言うと、施主様が完全に不在の状態でもリフォーム工事は可能です。
ただし、誰も見ていないところで工事が進むわけですから、しっかりとした防犯対策と、施工業者との綿密なコミュニケーションのルール作りが絶対に必要になります。
不在時施工のよくあるトラブルと対策
留守中の工事で一番多いトラブルが、「帰ってみたら思っていた仕上がりと違った」という認識のズレです。
現場に施主様がいらっしゃれば「このコンセントの位置、もう少し右にしますか?」とサッと確認できるのですが、不在の場合は職人の判断で進めてしまい、後からやり直してほしいと言われても追加費用がかかってしまう……という悲しい事態になりかねません。
これを防ぐためには、工事担当者との密な連絡が不可欠です。最近はLINEやメールを使って、「今日的作業はここまで終わりました」と写真付きで報告してくれる業者も増えています。
疑問に思ったことは、その日のうちに必ず担当者に確認するようにしてください。
鍵の管理とセキュリティ
不在時の工事で最も重要なのが「家の鍵をどうやって職人に渡すか」です。
ポストの裏に隠したり、植木鉢の下に置いたりするのは、空き巣に狙われるリスクが高まるため絶対にやめてください。
安全なのは、暗証番号が変えられる「キーボックス」を玄関のドアノブやフェンスに取り付けて運用する方法です。
鍵を業者に預ける際の鉄則
直接業者に合鍵を預ける場合は、必ず「鍵の預かり証」という書面を取り交わしてください。
「いつからいつまで」「何本の鍵を」「誰的責任で預かるのか」、そして「無断で複製しないこと」を明記して印鑑を押してもらうことで、万が一の紛失時の責任の所在をはっきりさせることができます。
また、工事のために足場を組んでいる場合、その足場を伝って2階以上の窓やベランダから侵入されるリスクがあります。

外出時は、2階以上の窓も含めてすべての窓の鍵をしっかり閉め、シャッターや雨戸も下ろしておくことをおすすめします。
警視庁も、侵入窃盗対策として窓への補助錠や防犯フィルム、防犯性能の高い建物部品の活用を案内しています(出典:警視庁「侵入窃盗の防犯対策」)。
足場まわりについては、施工業者に夜間の資材管理、足場への侵入防止、センサーライトや防犯カメラの設置可否なども確認しておくと安心です。
職人のトイレ使用とコミュニケーション
リフォーム中、意外と多く的お客様が心の中でモヤモヤと悩まれているのが、「自宅のトイレを職人に貸すべきかどうか」という問題です。
「毎日暑い中作業してくれているから貸してあげたい」というお気持ちと、「知らない人がうち的トイレを使うのは衛生的にちょっと…」「リビングを通らないとトイレに行けないから気まずい」というお気持ちの間で葛藤される方は非常に多いです。
これについては、現場の職人として本音を言わせていただきますと、「着工前的打ち合わせで、はっきりとルールを決めていただくのが一番ありがたい」です。
トイレを「貸さない」場合
もし自宅のトイレを使われたくない場合は、見積もりや契約の段階で担当者に「家の中的トイレは使わないでください」と遠慮なく伝えてください。プロの業者であれば、それは全く失礼にはあたりません。
職人は、現場近くの公共施設や公衆トイレ、利用可能な店舗のトイレなどを確認して対応します。ただし、コンビニなどの店舗トイレは店舗ごとのルールがあり、無断利用を前提にはできません。
夏場などは熱中症予防のためにこまめな水分補給が必要ですので、トイレを貸さない場合でも、事前に「職人用のトイレは外部で対応してください」と業者側とルールを決めておくと安心です。
トイレを「貸す」場合
もしご厚意でトイレを使わせていただける場合は、例えば「1階の玄関横のトイレだけ使っていいですよ」と場所を指定していただけるとお互いに気楽です。
その際、トイレの中にアルコールスプレーや使い捨てのペーパータオル、そして職人が外履きから履き替えるための「専用の使い捨てスリッパ」などを用意しておいていただけると、衛生面を高く保つことができて、施主様も職人も気持ちよく過ごせるか思います。
お茶出しは必要?
昔は10時と15時にお茶やお茶菓子を出す習慣がありましたが、今は全く必要ありません。職人も自分たちで飲み物を持参していますし、共働きで不在のお宅も多いので、お気遣いなく普段通りにお過ごしください。
仮住まいの種類と費用を抑えるポイント
大規模な間取り変更や、家全体的フルリフォームを行う場合、住みながらの工事は危険なので「仮住まい」への一時的な引越しが必要になります。
仮住まいは、工事の期間やご家族の人数、ペットの有無によって選ぶべき物件が変わってきます。ここでは代表的な仮住まい先の種類と、意外と知られていない「隠れた費用」について解説します。

仮住まい先の選択肢
| 仮住まいの種類 | メリット | デメリットと向いている人 |
|---|---|---|
| ホテル(ビジネスホテル等) | 審査不要ですぐ入居可能。掃除やアメニティ完備。 | 費用が高額。自炊不可。工期1週間未満の単身者向け。 |
| ウィークリー / マンスリーマンション | 家具・家電が揃っており、引越し荷物を減らせる。 | ファミリー向けの広い物件が少ない。1週間〜1ヶ月の少人数向け。 |
| 短期契約の一般賃貸物件 | 間取りが選べ、手持ち的家具を持ち込める。ペット可物件も。 | 短期契約OKの物件探しが困難。敷金礼金が高い。1ヶ月以上のファミリー向け。 |
| 実家や親族の家 | 家賃を大幅に節約でき、荷物も置かせてもらえる。 | 生活リズムの違いからトラブルになりやすい。事前ルール必須。 |
見落としがちな「仮住まいの諸経費」
仮住まいの予算を立てる際、「家賃×月数」だけで計算してしまうと後で痛い目を見ます。実は家賃以外にも、以下のような諸経費がどっさりと乗っかってくるんです。
- 往復の引越し費用
今の家から仮住まいへ、仮住まいからリフォーム後の家へ、なんと「2回分」的引越し代がかかります。 - 初期費用
一般賃貸を借りる場合の敷金・礼金、仲介手数料、鍵交換代など。 - トランクルーム代
仮住まい先が狭くて家具が全部入らない場合、コンテナなどを借りる保管料。 - 二重のインフラ代
仮住まい先の水道光熱費だけでなく、元の自宅の基本料金も払う必要があります。
仮住まいコストを極限まで抑える鉄則
これらのお金を少しでも節約するために、知っておいていただきたいプロの知恵があります。
1. 引越しの繁忙期(3〜4月・9月)を避ける
引越し料金は、時期によって倍近く値段が変わります。リフォームの計画段階で、着工時期を閑散期(6月・11〜1月)にずらすだけで、往復の引越し代を数十万円単位で節約できることがあります。
2. 荷物一時預かりサービスを使う
トランクルームを別で契約するよりも、引越し業者がオプションでやっている「荷物一時預かりプラン」を一括して頼んだ方が、手間もかからずトータルで安上がりになることが多いです。
3. UR賃貸も候補に入れて比較する
数ヶ月単位の仮住まいを探す場合は、UR賃貸も候補になります。UR賃貸住宅は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人が不要で、初期費用を抑えやすい点が特徴です。
また、退去時は最短14日前までに契約解除届を提出すればよいと案内されています。
ただし、空室状況、入居条件、定期借家プランの条件、短期利用に向くかどうかは物件ごとに異なるため、検討時は必ず公式情報と契約内容を確認してください。
(出典:UR都市機構「UR賃貸住宅とは」 UR都市機構「賃貸の解約・退去に必要な手続きや流れとは?」)
住民票や学区の問題
仮住まい中の住民票を移すかどうかは、「1年未満なら必ず不要」と一律には言い切れません。
住民票は生活の本拠がどこにあるかで判断され、引っ越し後に新しい住所で継続して生活する場合は、原則として転入・転居の届出が必要です。
一方、リフォーム期間中だけの一時的な仮住まいで、生活の本拠が元の自宅にあると判断できる場合は、住民票を移さず郵便局の転送届などで対応するケースもあります。
判断に迷う場合は、必ず自治体の窓口に確認してください。
また、お子様がいる場合は、通学先や学区の扱いも自治体・学校に事前確認しておくと安心です。
学区内で短期貸しOK、さらにペットOKの物件となると数が限られるため、リフォームが決まったら早めに不動産会社へ相談しておきましょう。
全体を一括相談できるリフォーム会社の活用
リフォームの計画を立てる際、水回りはA社、壁紙はB社、電気工事はC社…と別々に頼むと、それぞれの職人がいつ入るのかのスケジュール調整(工程管理)をすべて施主様ご自身でやらなければならず、大変な負担になります。
また、「これは誰の責任の工事範囲か」でトラブルになることも。
だからこそ、私たちステップリフォームのような「総合リフォーム会社」を上手く活用していただきたいと思っています。
ステップリフォームは横浜市神奈川区大口通を拠点に、神奈川県や東京都の幅広いエリアで施工を行っています。
外壁や屋根の塗装、防水工事といった外回りのメンテナンスはもちろん、キッチンや浴室といった水回りのリフォーム、クロスの張り替えなどの内装工事、そして電気工事まで、住まいに関するあらゆるお悩みを窓口ひとつで解決できるのが最大の強みです。
会社の許可・資格や事業内容については、ステップリフォームの会社概要でもご確認いただけます。
有資格者が連携して建物をトータルに守る
例えば、内装リフォームで間取りを変える際、ただ壁紙を綺麗にするだけでなく「ここにテレビを置くなら、コンセントを増設した方がいいですよ」「キッチンの位置を変えるなら、新しい換気扇の専用回路が必要ですね」といった、電気配線や設備の提案も同時に行えます。
ステップリフォームには、私のような建築施工管理技士のほかにも、電気事業部である「横浜電気工事レスキュー」に、第二種電気工事士などの資格を持つ電気のスペシャリストも在籍しています。
塗装、防水、電気の各分野で建設業許可も取得しており、それぞれの専門知識を持ったスタッフが連携して、建物全体の状態を見極めながら最適なプランをご提案できる体制が整っています。
電気工事を担当するスタッフについては、横浜電気工事レスキューのスタッフ紹介もあわせてご覧ください。
「住みながらリフォームしたいけれど、どの順番で工事を進めれば生活への影響が少ないか」といったご相談も、総合リフォーム会社だからこそ、全体の工程をコントロールしながら無理のないスケジュールをご提案できるんです。
結局リフォーム中どこにいるのが最適か
ここまで、リフォーム中の過ごし方や仮住まいについて様々な角度からお話ししてきました。結局、「リフォーム中どこにいるべきか」に対する最終的な答えは、お客様のライフスタイルと工事の規模によって全く異なってきます。
水回りや内装の一部分だけの工事であれば、工夫次第で十分に「在宅」で乗り切ることができます。
ホコリ対策や食事の準備、職人のトイレ問題など、あらかじめルールを決めておくことで、お互いにストレスの少ない工事期間を過ごすことができるでしょう。
一方で、工事が家全体に及んだり、小さなお子様やペットへの影響が心配だったりする場合は、無理をして家に留まるよりも、お金はかかっても「仮住まい」を用意した方が、結果として精神衛生上はるかに良かったというケースも多いです。
リフォームは、綺麗になった後の生活を想像するとワクワクしますが、工事中の数週間から数ヶ月は、少なからずご不便をおかけしてしまう期間でもあります。
だからこそ、私たちステップリフォームのスタッフは、単に工事を綺麗に終わらせるだけでなく、工事中の「お客様の生活の安全と心の平穏」を守ることも大切な仕事だと考えています。
「この工事内容なら、家にいても大丈夫かな?」「不在がちだけど任せられるかな?」と少しでも不安に思ったら、一人で悩まずにぜひ私たち現場のプロにご相談ください。
横浜市を中心に、住まいの状態やお客様のご事情に寄り添いながら、最適なリフォームの進め方を一緒に考えていきましょう。




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