お風呂リフォームは何日かかる?工法別の期間と工期短縮のコツ
2024年5月19日
バスルームのリフォームを検討している方にとって、工事期間は非常に重要な要素です。
どれくらいの期間が必要かは、日常生活への影響を考えるうえで重要な判断基準となります。
この記事では、リフォーム期間の違いを工法別に詳しく解説し、さらに期間を短縮する方法についてもご紹介します。
□お風呂リフォームは何日かかる?工法別の見積もり期間
お風呂のリフォーム期間は、採用する工法によって大きく異なります。
ここでは、最も一般的な2つのケース、ユニットバスの交換と在来工法からユニットバスへの変更に焦点を当てます。
1:ユニットバスからユニットバスへ
ユニットバスの交換は比較的迅速に行えるリフォーム作業です。
例えば、マンションやアパートではバスタブのみの交換であれば、1日で完了するケースもあります。
全体を新しいユニットバスに交換する場合、平均的には3日間から4日間かかります。
工程は以下の通りです。
・1日目:養生ボード敷き、解体作業
・2日目:水道工事、電気工事、商品搬入
・3日目:ユニットバス据付
・4日目:内装工事、ドア据付、クリーニング、引き渡し
ただし、新機能の追加がある場合は工期が延びる可能性があります。
2:タイル風呂からユニットバスへ
在来工法のタイル風呂からユニットバスへのリフォームは、工程が複雑で期間が長くなる傾向にあります。
平均して4日間から7日間、場合によっては最大10日間かかることも。
具体的な工程は以下の通りです。
・1日目:養生ボード敷き、解体作業
・2日目:土間コンクリート打設工事、木工事、配線配管工事
・3日目:商品搬入、バス組み立て、配管工事、断熱工事
・4日目:ユニットバス組立工事
・5日目:木工事(内壁造作)、外壁工事
・6日目:内装工事、電気工事、ドア据付、クリーニング、引き渡し
タイル風呂からの変更では、基礎工事の必要性によりリフォーム期間が延びる可能性が高いです。
◻︎工期短縮の秘訣!リフォーム期間を効率的に管理する方法
リフォーム期間を少しでも短くしたいと考えるのは自然なことです。
以下の方法で、お風呂リフォームの工期を短縮可能です。
*月曜から工事を始める
週末をはさむことなく、連続して作業ができるため、工期が短縮されます。
特にマンションでは週末に作業ができない規定があることが多いので、月曜日スタートは非常に効果的です。
*ユニットバスの組立てを2日目に完了させる
通常、ユニットバスの組み立ては3日目に行われますが、これを2日目に前倒しできれば、工期を短縮できます。
これは主に戸建てにおいて有効で、事前の交渉と準備によって実現可能です。
◻︎まとめ
お風呂リフォームの期間は選択する工法によって大きく異なりますが、計画的なアプローチによって効率的に工期を管理することで、短縮可能です。
ユニットバスの更新なら平均3日から4日、在来工法からの変更では4日から7日が一般的です。
月曜日からの工事開始や作業の前倒しは、工期短縮に有効な戦略となります。