クロスの結露でカビが発生した場合のリフォームの方法をご紹介!
2024年8月13日
クロスにカビが生えるのは、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼすため、放置できません。
クロスにカビが生えてしまい、リフォームしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、クロスにカビが生える原因とクロスの結露でカビが発生した場合のリフォームの方法についてご紹介します。
□クロスにカビが生える原因
クロスにカビが生える原因は、湿気です。
湿気が多く、温度が高い環境は、カビにとって格好の繁殖場所となります。
具体的には、以下の原因が考えられます。
1: 日当たりの悪さ
日当たりの悪い部屋は、湿気がこもりやすく、カビが生えやすい環境になります。
特に、隣家との距離が近い、樹木や障害物がすぐ隣にあるなどの場合は、風通しも悪くなり、湿気がたまりやすくなります。
2: 換気不足
換気を十分に行わないと、室内の湿気がたまり、カビが生えやすくなります。
特に、トイレや浴室などの水回りや寝室は、湿度が高くなりやすいので、こまめな換気を心がけましょう。
3: 結露
窓や壁に水滴がつく結露も、カビの原因となります。
結露は、室温と外気温の差が大きい冬場に発生しやすいですが、近年では、断熱性能の高い住宅でも、換気が不十分だと結露が発生することがあります。
4: 雨漏り・漏水
天井付近にカビが生えている場合は、雨漏りが原因かもしれません。
また、配管の破損による漏水も、気づきにくいですが、カビ発生の原因となります。
天井裏や押し入れなど、見えにくい場所もチェックしましょう。
5: 誤った掃除
壁を水拭きした後に、乾拭きをしないと、水気が残ってしまい、カビが生えやすくなります。
特に、梅雨や夏場は、湿気が高いため、念入りに乾拭きをするようにしましょう。
□クロスの結露でカビが発生した場合のリフォームの方法
クロスにカビが生えてしまったら、その場所や状態によって適切な対策方法が異なります。
1: 壁紙表面のカビの場合
壁紙の表面にだけカビが生えている場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤で落とすことができます。
洗剤を水で薄めて、布に浸してカビを拭き取ります。
その後は、しっかりと乾拭きをするようにしましょう。
2: 壁紙裏やボードのカビの場合
壁紙の裏やボードにまでカビが繁殖している場合は、壁紙を剥がして、カビを完全に除去する必要があります。
壁紙を剥がす際は、壁紙剥がし専用の道具を使うと便利です。
3: DIYでできるカビ対策
カビ対策は、専門業者に依頼することもできますが、DIYでできる方法もあります。
例えば、カビが生えやすい場所に、防カビ剤を塗布したり、換気を良くしたりすることで、カビの発生を防ぐことができます。
防カビ剤は、ホームセンターなどで販売されています。
4: 専門業者に依頼する場合
カビの発生がひどい場合や、DIYで対応できない場合は、専門業者に依頼しましょう。
専門業者は、カビの種類や状態に合わせて、適切な対策方法を提案してくれます。
また、カビの除去だけでなく、再発防止対策も行ってくれます。
□まとめ
クロスにカビが生える原因は、湿気です。
日当たりの悪さ、換気不足、結露、雨漏り・漏水、誤った掃除など、様々な原因が考えられます。
カビ対策は、場所や状態によって異なります。
壁紙表面のカビは、洗剤で落とすことができますが、壁紙裏やボードのカビは、壁紙を剥がして完全に除去する必要があります。
DIYでできるカビ対策もありますが、カビの発生がひどい場合は、専門業者に依頼しましょう。
湿気対策をしっかり行い、快適な住環境を保ちましょう。
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