システムキッチンの背面収納の選び方|収納力アップで快適なキッチンを実現
2024年9月5日
システムキッチンを検討している方は、背面収納の選び方に悩んでいませんか。
収納力アップと使いやすさを両立させ、快適なキッチンを実現するためには、背面収納の選び方が重要です。
この記事では、システムキッチンの背面収納を選ぶ際のポイントについて解説します。
□システムキッチン背面収納とは?
背面収納は、キッチン背面の収納スペースを有効活用し、収納力をアップさせるための重要な要素です。
吊り戸棚がない場合や、収納スペースを増やしたい場合に特に有効です。
1: 置き型タイプ
置き型タイプは、既製の家具で、チェストやタンスのように、あらかじめ完成されている食器棚をキッチンに配置します。
転居の際には、運んでまた利用できるのがメリットです。
しかし、寸法や形状に自由度がないため、ぴったりのサイズや仕様を見つけるのが難しい点がデメリットです。
2: 据え付けタイプ
据え付けタイプは、壁に固定して据え付ける食器棚です。
バリエーションが豊富で、組み合わせが自由にできる点がメリットです。
壁に固定することで、隙間なくすっきりと納めることができ、地震のときに転倒する心配もありません。
キッチン本体と同様の面材やデザインで、キッチン空間に統一感を出せるのも魅力です。
しかし、転居の場合は、移設するのが難しい点がデメリットです。
□システムキッチン背面収納を選ぶポイント
使いやすい背面収納を選ぶためには、次の4つのポイントを考慮することが重要です。
1: 動きやすいレイアウトになっているか
家事動線を考え、キッチン内の背面収納の配置を検討しましょう。
収納スペースが増えても、動けるスペースが狭いと、使い勝手が悪くなってしまいます。
冷蔵庫や調理家電の置き場所を決め、それらを基準にレイアウトを決めることをおすすめします。
システムキッチンの大きさや収納スペースのバランスを考慮して、配置を検討しましょう。
2: 必要な機能が付いているか
収納する物に合わせて、必要な機能が付いているか確認しましょう。
例えば、電気ポットや電気炊飯器を置く予定の方は、調理家電から出るスチーム対策がされているかを確認する必要があります。
また、お皿などが取り出しやすい上層棚の位置や種類を考えることも重要です。
さらに、キッチンの広さによっては扉の種類(開き戸or引き戸)を検討する必要があります。
小さなお子様がいる場合は、指挟みの危険性を考慮し、「ゆっくり閉まる扉」(ソフトクローズ機能)にするといった対策も検討しましょう。
3: お部屋の雰囲気とマッチしているか
背面収納を設置する際は、お部屋の雰囲気と調和した扉カラーを選ぶのがおすすめです。
ダイニング側から見たときのキッチンをイメージすることも大切です。
収納スペースを見せるか隠すかで、キッチンの見え方が変わります。
4: 将来的にも収納力は十分か
今ある食器や家電だけで満杯にならないように、将来的にも収納スペースに余裕を持たせた収納庫を選ぶことが大切です。
収納量がギリギリになってしまうと、家電を買い替えたり、今後物が増えたりしたときに収納できなくなる場合があります。
□まとめ
システムキッチン背面収納は、収納力アップだけでなく、使いやすさや見た目の美しさも重要な要素です。
置き型タイプと据え付けタイプそれぞれのメリット・デメリットを理解し、動きやすいレイアウト、必要な機能、お部屋の雰囲気との調和、将来的な収納力といったポイントを考慮して、最適な背面収納を選びましょう。
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