リッジウェイ屋根の特徴|メリット・デメリットを解説!

2024年9月13日

リフォームで屋根材選びに迷っているあなた、コストパフォーマンスとデザイン性を両立したいと考えていませんか。機能性も重視したいけど、どれを選んだら良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな悩みを持つ方のために、人気の屋根材「リッジウェイ」の特徴を解説します。
リッジウェイは、軽量で耐風性、耐衝撃性に優れ、雨漏りしにくいなど、多くのメリットを持つ屋根材です。

この記事では、リッジウェイの特徴、種類やメリット・デメリットについて解説します。

□リッジウェイ屋根とは?

リッジウェイは、吉野石膏グループの旭ファイバーグラス株式会社が設計・開発・販売しているアスファルトシングル製の屋根材です。

リッジウェイの特徴は、複数種類の石とランダムに散りばめられた粒状彩色石にあります。
これにより、見た目に奥行きが出て立体感のある屋根に仕上がります。
さらに、粒状彩色石によって陰影がつくことで、深みのある外観になるでしょう。

カラーバリエーションも豊富で、外壁に合わせやすいのも魅力です。
14色ものカラーバリエーションから、あなたの好みの色を選ぶことができます。

リッジウェイは、軽量で施工性に優れているため、リフォームにも適しています。
既存の屋根の上に重ねて施工できる「カバー工法」を採用することで、工期短縮とコスト削減を実現できます。

□リッジウェイ屋根のメリット・デメリット

リッジウェイには、他の屋根材に比べて多くのメリットがあります。

1: 軽量で耐震性に優れている

リッジウェイは、スレート屋根の約半分、瓦の約4分の1の重さしかありません。
軽量なので、地震や台風などの災害にも強いというメリットがあります。

2: 耐風性、耐衝撃性に優れている

リッジウェイは、風速46m/sの実験で耐風性を確認されており、強い風にも耐えることができます。
また、ゴムのような素材で衝撃を吸収するため、飛来物などが当たっても割れる心配がありません。

3: 雨漏りしにくい

リッジウェイは、表面に防水シートが施工されているため、雨漏りに非常に強いです。
また、専用のセメントで接着されることが多く、釘をあまり使用しないので、釘穴からの雨漏りの心配もありません。

4: 施工がしやすい

リッジウェイは、軽量で施工しやすいという特徴があります。
特に、リフォームの際の「カバー工法」はアスファルトシングルにしかできません。
カバー工法とは、既存の屋根材の上からアスファルトシングルを被せる施工法です。
カバー工法を採用することで、古い屋根材の撤去費用が削減できます。

5: 価格が安い

リッジウェイは、瓦やガルバニウム鋼板に比べて価格が安いのも魅力です。
コストパフォーマンスに優れた屋根材と言えるでしょう。

一方で、リッジウェイにはデメリットもあります。

1: 耐久性が低い

リッジウェイの耐久性は、瓦やガルバニウム鋼板に比べて劣ります。
一般的には、10~15年程度で葺き替えが必要になります。

2: デザインの制限がある

リッジウェイは、アスファルトシングル製のため、デザインの自由度が低いというデメリットがあります。
瓦やガルバニウム鋼板のように、複雑な形状やデザインの屋根には適していません。

□まとめ

リッジウェイは、軽量で耐風性、耐衝撃性に優れ、雨漏りしにくいなど、多くのメリットを持つ屋根材です。
デザイン性も高く、カラーバリエーションも豊富なので、住宅の外観を美しく演出できます。
ただし、耐久性が低いことやデザインの制限がある点は注意が必要です。

リッジウェイを選ぶ際は、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身の住宅に最適な屋根材かどうか判断することが重要です。

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