東村山市の歴史と街の魅力

東京都多摩地域に位置する東村山市は、昭和39年に市制施行された、豊かな自然と歴史、そして活気ある都市機能が調和した街です。武蔵野台地が広がる平坦な地形に、大小の河川が流れ、緑豊かな風景が広がっています。

江戸時代には幕府の天領となり、尾張徳川家による鷹場が設置されたり、武蔵野台地の開墾が進んだりしました。明治時代には「野口」「廻り田」「久米川」「大岱」の4ヶ村が組合を結成し、その後「南秋津村」が加わり、現在の東村山市の前身となる「東村山村」が発足しました。「東村山」という地名は、かつてこの地域を統治していた村山党の本拠地「村山郷」の東に位置することに由来しています。

明治28年には川越鉄道（現西武国分寺線）が開通し、交通の要衝として発展しました。現在では、西武新宿線、拝島線、国分寺線、多摩湖線、池袋線、西武園線、山口線、JR武蔵野線の8路線が乗り入れ、都心へのアクセスも良好です。

江戸初期に開削された「野火止用水」や空堀川など、豊富な水資源を利用した農業が盛んでしたが、交通の利便性向上に伴い、高度経済成長期にはベッドタウンとして発展しました。現在では、人口約15万人を抱える住宅都市として、活気あふれる街並みが広がっています。

東村山市は、「東村山音頭」で全国的に知られていますが、それ以外にも、豊かな自然や歴史を感じられるスポットが数多く存在します。例えば、徳川家康が鷹狩りの際に休息したとされる「八国山緑地」や、国指定重要文化財の「正福寺千体地蔵堂」など、歴史的な価値の高い場所も点在しています。

このように、東村山市は、歴史と自然、そして都市機能が調和した、魅力あふれる街として、多くの人々を惹きつけています。

東村山市のリフォーム助成金

東京都東村山市では、市民の住環境改善を支援するため、住宅リフォームに関する様々な助成金や補助金制度があります。例えば、「住宅修改築費補助制度」では、市内の施工業者に住宅の修改築工事を依頼した場合、その費用の一部を補助してくれます。また、「住宅設備改善費の支給」では、トイレの洋式化や浴室の改修など、一定の住宅設備の改善に対して支給が行われます。また、「東村山市緑化助成制度」では、生垣、植樹帯、観賞用樹木、壁面、フェンスの設置に対して助成があり、緑豊かな街並みづくりを推進しています。これらの助成金や補助金は、それぞれ対象となる工事や申請条件が異なりますので、事前に東村山市のホームページなどで詳細を確認して下さい。

東村山市の人口や統計について

東京都東村山市の人口は2024年時点で約152,000人です。市の総面積は17.14平方キロメートルで、人口密度は約8,800人/平方キロメートルとなっています。

東村山市は東京の西部、武蔵野台地の中央に位置し、平地が広がる一方で北西部には丘陵地が存在します。周囲には東久留米市、清瀬市、東大和市、小平市、そして埼玉県の所沢市と接しています。市内を流れる黒目川や落合川が特徴的な地形を形成しています​​。

東村山市は、歴史的には縄文時代から人々が住み着いていた地域であり、古墳時代には武蔵国の一部として発展しました。戦国時代には久米川の戦いの舞台となりました。市制施行は1964年で、それ以降は住宅地としての開発が進み、多くの住民が東京都心へ通勤しています​​。

市内には、東京で最も古い建物である正福寺の地蔵堂や八国山緑地などの観光名所があります。また、教育機関も充実しており、公立小学校15校、公立中学校7校が設置されています。交通面では、西武新宿線、西武拝島線、西武国分寺線、西武池袋線が通っており、都心へのアクセスが良好です​​​​。

東村山市役所

郵便番号：〒189-8501

所在地：東村山市本町1-2-3

電話番号：042-393-5111

ホームページ：https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/

東村山市の対応地域

青葉町 | 秋津町 | 恩多町 | 久米川町 | 栄町 | 諏訪町 | 多摩湖町 | 野口町 | 萩山町 | 富士見町 | 本町 | 美住町 | 廻田町