渋谷区の歴史と街の魅力

渋谷区は、昭和7年に渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町が合併して誕生しました。最も発展していた渋谷町から区名が取られ、その由来は、かつての海岸線に由来する「塩谷」説や、川沿いの低湿地を指す「しぼんだ谷」説などがあります。武蔵野台地の東部に位置し、渋谷川と複数の台地からなる地形は、高低差を生み出し、街に独特の景観をもたらしています。

渋谷駅は、JR、東急、京王、東京メトロが乗り入れる巨大ターミナル駅で、世界第2位の乗降客数を誇ります。周辺は副都心に指定され、新宿、池袋と共に「3大副都心」と呼ばれることもあります。70年代以降、新宿から若者文化を引き継ぎ、ファッションの中心地である原宿や表参道、恵比寿、代官山などを擁する若者の街へと変貌を遂げました。

渋谷区は、明治神宮と代々木公園という2つの広大な緑地に加え、新宿御苑の一部も含まれており、区内面積の1割を緑地が占めています。緑豊かな松濤や代々木上原は、広尾や恵比寿と共に高級住宅地として知られています。

区庁舎の建て替えを機に、渋谷区は50年後の未来を見据えた大規模な再開発に着手しています。若者のエネルギーと創造性が溢れるこの街は、これからも進化を続け、常に新しい魅力を発信し続けることでしょう。

渋谷区のリフォーム助成金

渋谷区では、お家をリフォームする時に、区がお金を出してくれる制度があります。

例えば、「渋谷区住宅リフォーム資金助成」は、渋谷区に住んでいる人が、区内のリフォーム屋さんにお願いすると、工事費の一部が戻ってくる制度です。最大20万円まで戻ってきます。壁紙の張り替えやお風呂の交換など、色々な工事が対象です。

「渋谷区アスベスト調査助成」は、古いお家に使われているアスベストを調べる費用を助けてくれる制度です。アスベストは体に悪いものなので、リフォームする前に調べることが大切です。

「渋谷区木造建築物耐震改修助成」は、古い木造住宅を地震に強くする工事をする時にお金がもらえる制度です。最大30万円まで戻ってきます。

他にも、省エネになるリフォームや、お年寄りや体の不自由な人が暮らしやすいようにリフォームする時にも、お金がもらえる制度があります。

これらの制度は、それぞれ条件や申し込み方が違います。詳しくは、渋谷区のホームページを見たり、区役所に電話で聞いてみましょう。

渋谷区の人口や統計について

東京都渋谷区の人口と統計について、2024年現在、渋谷区の人口は約23万人で、世帯数は約12万世帯です。渋谷区は東京都内でも特に人口密度が高く、さまざまな年齢層と多様なバックグラウンドを持つ住民が住んでいます。区内には多くの外国人も住んでおり、国際色豊かな地域となっています​​​​。

渋谷区の人口動態を詳しく見ると、男女比はほぼ均等であり、特に若年層や働き盛りの年齢層が多く住んでいます。年齢別人口では、15歳から64歳の生産年齢人口が全体の約70％を占め、次いで65歳以上の高齢者が約20％、0歳から14歳の子どもが約10％となっています​​​​。

渋谷区は、商業施設やオフィスビルが多く立ち並び、昼間人口が夜間人口を大きく上回ることが特徴です。特に渋谷駅周辺や原宿、代々木エリアは、観光客やビジネスマンで常に賑わっています。また、区内には多くの教育機関や医療施設があり、住民の生活環境も整っています​​​​。

このように、渋谷区は多様な人口構成と活気に満ちた都市環境を持つ地域であり、今後もさらなる発展が期待されるエリアです。

渋谷区役所

郵便番号：〒150-8010

所在地：渋谷区渋谷1-18-21

電話番号：03-3463-1211

ホームページ：http://www.city.shibuya.tokyo.jp/

渋谷区の対応地域

上原 | 鶯谷町 | 宇田川町 | 恵比寿西 | 恵比寿南 | 大山町 | 神山町 | 桜丘町 | 笹塚 | 猿楽町 | 渋谷 | 松濤 | 神宮前 | 神泉町 | 神南 | 千駄ヶ谷 | 代官山町 | 道玄坂 | 富ヶ谷 | 南平台町 | 西原 | 幡ヶ谷 | 鉢山町 | 初台 | 東 | 広尾 | 本町 | 円山町 | 元代々木町 | 代々木 | 代々木神園町